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【60からの英語】半谷 智之氏インタビュー

過去3社の監査役として株式上場に関わり、現在は東証スタンダード上場企業、株式会社GameWithで常勤監査役を務められる半谷 智之氏に、60歳から始める英語学習をテーマにお話しを伺いました。
思いついたが吉日、遅すぎるということはないのです!

今までの英語の学習歴を教えてください。

今もそうですが学校教育における語学学習は中学高校の6年間英語を学びその後大学で英語と第2外国語を2年間学ぶのが普通ですが、私は中学卒業後国立高専に進んだためそこで英語とドイツ語を3年間学びました。その後文系の大学に進学し英語とドイツ語を2年間学んだこともあり、長らく外国語教育に馴染んできたため就職してからも特に英語に強い興味を持ち続けてきました。
国内大手証券系ベンチャーキャピタルで働き出してから2年目になり、仕事にも慣れ出してきたのでECC外語学院で英語学習を再開をしました。
でもECCは当時からいい値段してたし、仕事で行けないことも増えてきて、結局1年で辞めてしまいました。
その後は”スピードランニング”を使って学習を始めました。当時はカセットテープでしたよ(笑)
ただ、二年間くらい根気良く続けたのですが、大して進歩しなくて、効果があるか最後までわからなかったですね。

再び英語学習を始められたきっかけを教えてください

ベンチャーキャピタルを退職し複数のベンチャー企業の役員を兼任する中で、バイオ関連の会社の代表に就任したことがあります。海外の投資ファンドや共同研究の海外大学の教授とのやりとりは全部通訳が入っていました。ただバイオ業界の用語もよくわからない中、進んでいく英語のやりとりを眺めているうちに、やはり自分自身の英語力は必要だなと痛感したのを覚えています。

ポリグロッツとの出会い

これでも昔は学校で真剣に英語をやってたんですけど、実用までには至りませんでした。興味はずっとあったのですが、実際使える英語を身に付けるためには何をしたらいいのか情報が氾濫していて、(英語学習の)再開までには辿り着けてませんでした。
そのような中、昔からの友人にポリグロッツの山口社長を紹介されました。英語学習アプリの開発会社社長ということでお会いしたのですが、最近英会話のサービスも始めたということで、試しにオンラインレッスンを受けてみました。
「週1、2回の英会話だけでは効果はでません。5分でもいいのでアプリ学習を毎日やってください。」と言われましたが、この歳になると老眼でスマホの文字を読むのがとても辛いのです(笑)

「タブレットを使えば、この歳でも目の負担は少ない」とのこと

それからタブレットを導入して、学習を始めました。毎日やるべきことを自動で作ってくれる機能には驚きました。
初めは少しの時間だけだったのですが、学習欲が再燃し、今ではアプリ(マイレシピ)の設定を1時間以上にして毎日やっています。
その他にもyoutube(で英語学習プログラム)も見てるので1日平均3時間以上(学習時間に)あてています。ノルマがグラフで表示されるので、達成しないと気持ち悪いんですよ。
これを1年続けてきましたが、あまりに大変すぎるので今はアプリ(マイレシピ)での学習は土日祝は休むようにしています。

英会話(パーソナルレシピ型英会話)は今、2人の先生にみてもらっています。アプリ学習で分からない箇所はレッスン中に質問します。日本語でしっかり解説してもらえるのは大変助かります。
私の場合はテストのスコアを取るというよりも、実践的な会話力を身につけたいので、今はそういったカリキュラムを中心に選んでいますね。

※半谷氏は基礎固め「Build Upトレーニング」からはじめられ、現在では「テレカン対策」と「スピーキング対策」プログラムを履修中。実践の場のコミュニケーションをイメージできるものを中心に学習されています

同世代の方にメッセージはありますか?

「爾今生涯(じこんしょうがい)」物事を始めるのに遅いということはなく、人生をどこで区切ってもそこがスタートです。同世代の方もタブレットさえ手に入れれば、いいサービスが受けられます(笑)

取材を終えて

半谷氏との取材は2時間にも及びました。赤羽の飲み屋情報から始まり、上場にまつわる裏話や業界の裏話など、記事に書けないことが大半を占めてしまいました。人間味あふれる語り口調で他所では聞けない話に、すっかり夢中になり、掘りおこすポイントを間違えてしまった形です。
しかし、半谷氏の話で共通するところは「何歳になろうが物事に取り組む姿勢が重要で、年齢なんてただの数字過ぎない」ということでした。年齢を言い訳にすることなく「やるなら真剣に楽しむ」姿勢を見習っていこうと思います。

みんなにも読んでほしいですか?

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